さっき久々に会った友達と共にGSで一般枠をどうするかみたいな話があったので、そこで強力な可能性のあるという結論になった一般枠をまとめてみました。
まず、一般枠を採用する上で欲しい条件というものがいくつかあり、この中の要素が1つでもあれば使う条件を満たすと言える。
・禁伝のなかでもある程度の使用率を持つ相手に役割を持てること
・場持ちがよくて腐らない補助技を持つ
・PT全体で考えて直接的なアドバンテージに繋げることが出来るだけの機能を持つ
以上3つの条件のうちのどれかを満たしており、そのポケモンにしか出来ない役割が存在することが一般枠に求められることである。
当然、禁伝の持つスペックというものは一般枠とは比較にならないものなので、それらに何もすることが出来ないポケモンというのは採用価値が大きく下がってしまう。
結果的に採用価値の高そうなものは以下である。
フシギバナ
フェアリーとみずを同時に半減出来るところも評価が高い(オーガ・ゼルネに強い)草枠。グラードンに添えても強し。
ピッピ
ダブルで強力なフレガ持ち。存在しているだけで相手の火力の調整を崩せるので弱い理由はない。また割と補助技を多く持つ。
ゴルダック
数字が足りない気はするが、天候を無効化出来るノーてんきを持つのは強力。グラードンに対しての回答としては優秀だろう。
ゲンガー
メガ枠としての採用が強力であり、エルフゲンガーの並びは環境の上位にさえ出ると考えられる。火力は欠けるが、補助としての性能が非常に高いだろう。
ラッキー
単純に固いうえに意外と補助技を多く持ち、上手く立ち回れるプレイヤーならTODを目的とした構築も作れる。
しかし環境の高速化が激しいことや、高火力物理が多く存在することによって前世代の時よりも遥かに立ち回りずらくはなったと言える。
ガルーラ
言うまでもないだろう。単純に強い。 また普段はあまり見かけないが夢特性の精神力が強力で、上からの猫にも強い。
メタモン
単純に相手の伝説をコピれるから、予想以上にいい働きを出来る。
いばるイカサマを軸としたイベルタルのPTにおいては更に強力な動きが可能である。
プテラ
このSから岩雪崩が出来ること、追い風・ワイガを使えることからまだまだ弱くは無いと思う。
フリフォは禁伝ほとんど持ち上げられない(; ´◔‿ゝ◔`)
クロバット
精神力が強力な補助枠。追い風、挑発、ファスガ、前歯といった様々なサポートが可能で、採用率はかなり高いものになるだろう。
マリルリ
こいつもなかなかに高スペックで、滅び使ったり、太鼓して殴ったり出来る。 使用する場合はグラードンに対する対策をきちんとすることが望まれる。
ハッサム
採用理由の最たるものは対ゼルネアス性能。またフェイントやファスガによる補助も可能な点が良い。
ドーブル
なんでも出来る画伯。スカーフor襷が読みにくいし、何より補助の択が多すぎて弱い理由がない。
トリパ等においてはLv1ドーブルも可能性を持つだろう。
カポエラー
数少ない威嚇枠。猫だまし・ファスガ・ワイガ・手助け・フェイントといった強力な補助技を持ち、特殊耐久も伝説相手でも充分運用可能なレベルに高い。比較的Sが遅いのが難点だが、立ち回り次第では今世代でも高いスペックを発揮できるだろう。
スイクン
単純に場持ちが良い補助枠。オーガの対策のついでに色々とされたり、通常のダブルより採用価値は落ちるが弱い理由はない。
ルンパッパ
カイオーガと組ませる。グラードンやファイアローといったの存在のせいで前世代までのような活躍はしづらくなっているが、まだまだ強力なポケモンではあると思う。
キノガッサ
催眠が弱い理由が無いことは勿論だが、マッパも意外と通りが良い。
ヌケニン
伝説戦で度々見かける奴。よほど立ち回り上手くないと使えたものでは無いが、いざ相手になると選出で考えさせられたりと厄介。
ハリテヤマ
トリパでの補助兼アタッカーとしては良い性能だと思う。
ヤミラミ
悪戯心持ちで猫やフェイントも持ってる。禁伝の奴らの攻撃を受ける数字を持っていないのが通常のダブルと比較してこいつが立ち回り辛い点。
クチート
メガ枠として優秀で、メガ前は威嚇もある。基本的にトリル下での運用が強力。鋼枠のライバルであるギルガルドと比較して少ない耐久をどのように補助していくかが運用の鍵となる。
ライボルト
メガ枠として可能性を感じる程度の奴。威嚇が強いので、それをどこまで上手く回し続けられるかが大事。
サマヨール
トリパのトリル枠としては最高水準レベルの耐久をしている。しかし輝石持ちがバレバレなのでメンハが持てない点が弱い。前述の通り耐久がイカれてることや、お見通しを持ってることや補助技がそこそこにあるので採用価値が無いとは言えなかった。
ボーマンダ
メガしてもしなくても強いと僕は思います。特性威嚇や追い風による補助、高い威力を持つ技を持ち、何よりも100族である龍というのは高く評価出来る点だと言える(仮想敵であるレックウザ(メガ前)は勿論、99族を抜かせる点で)
メタグロス
高い数字を持つ鋼枠。メガシンカをすることで110族となり、禁伝の多くの上を取ることが出来るのも魅力的。使うときは対オーガや対グラードンへの回答を用意すべき。
ラティアス
110族の初速の龍。龍枠禁伝に強く、補助技も豊富である。ゼルネイベル等に対する回答をきちんと用意すればかなりの活躍が望まれる。
ラティオス
前述ラティアスよりも攻撃向き。同様にゼルネイベルに対する回答をきちんと他で用意する必要がある。
マニューラ
範囲の広さと高いSが強力。猫・フェイント等を持つのも大きな強みである。
トゲキッス
技吸ったり、追い風したりエアスラで運ゲーしたりできる。特にこの指を使えるのが私的に大きな採用理由であると思う。
クレセリア
言うまでもない。場持ち・補助性能共に非常に優秀でやれることが非常に多い。構築の際はいかに置物にしないか・役割を押し付け切らないかが重要になる。
レパルダス
優秀な悪戯心持ちポケモン。多彩な補助が可能だが、速度が大半の伝説よりも早くイカサマによる攻撃技の通しやすさも他の悪戯心にない利点。
ドリュウズ
個人的に最近可能性を感じている。 その一番の要因は範囲の広さと型破りの存在で、伝説戦でもそれ相応の活躍は可能なのではないかと感じる。当然5世代の頃よりも扱いは難しいが
エルフーン
伝説戦で最も扱いやすい悪戯心持ちだと思う。とにかくSが高いうえに使える補助技も多い。ゲンガーのところでも書いた様なエルフゲンガーの並び、叩きパといった様々な構築の自由度もある。何よりアンコールの可能性を考えるとこいつの前で安易に守るや補助技を選べないのが相手をする上では辛い点に思える。
モロバレル
1体でトリパへの回答も可能なレベルでトリル下で強く、単純に粉が強力だったりと、伝説戦でもその強さに変わりは無いと思う。
ナットレイ
カイオーガをトリル下で見れることや、ジャイロボールでゼルネを見れることなど、とにかく範囲が優秀だと言える。問題は炎技を持つポケモンには滅法弱く、カイオーガを使うプレイヤーからすると重すぎるポケモンなので、不意に炎のサブウェポンが飛んでくる危険もあり、扱う上では気をつけたい。
コジョンド
ガルーラの上を取れる格闘、更に補助技を多く持ち、精神力の強さもあり、多くのPTで活躍できるだろう。
対トリパ性能ではカポエラー等に劣る。
テラキオン
叩きパというコンセプトで組んでもそこそこに高い性能をしていて、何より一般枠のガルーラに対して非常に強いことが高く評価できる。
トルネロス
ボルトロスと比較して強い点は飛行技の存在。ファイアローとの差別化は悪戯心による補助性能。変わった性能をしているが、扱いようによっては化けるポケモンだと思う。
ボルトロス
まぁこのポケモンが弱い理由はない。高い攻撃性能を持ちながらいばる電磁波による補助を行うことができる。また、なりきりで天候を奪うという動きも可能な点も良い。
ランドロス
伝説戦で一つのボーダーになる100族を抜ける絶妙なSをしている。力ずくが解禁されてればもっと評価が高かった。
霊獣ランドロス
威嚇で物理ポケモンの性能を下げながら立ち回る。 他の一般枠やグラードンに強いのが魅力。
ゲッコウガ
非常に広い攻撃範囲と変幻自在の特性、畳返しの存在といった相当な高性能のスペックをしている。受けの面は情けない。
ファイアロー
弱い理由がない。先制可能なブレバ・追い風、更に高いSから出される挑発、ファスガ。高い補助性能を持つのが魅力的。おそらく一般枠でも特筆して高いKPとなると思われる。
ニャオニクス
やれることが多い悪戯心持ち。問題点は上をとってくる悪戯心持ちの挑発に弱いことや、耐久の数字、耐性の少なさだろう。
ギルガルド
鋼枠実質最高数値のポケモン。とにかくスペックが高くて強いがグラには影玉、ゼルネにはアイへを打ちたいという矛盾を抱えている← ワイガを使えるのも強力な点で、GSでは最もスタンに組み込みやすい鋼枠だと言える。
クレッフィ
タイプ面で優秀な悪戯心持ち。こいつもそれ相応にやれることが多いが、上を取れる悪戯心相手が辛いので使う際はそれらの対策をきちんとしよう。
まとめ これくらい使える一般枠は居ると思いました。
考察した感想としては何をどう考えても、グラードン・カイオーガ・レックウザのせいで、今までは一定数居たリザードン・バンギラス・ユキノオーと言ったポケモンを使うメリットが見つからなかった。
また色々な補助枠を考えていくうちに一般枠で作れる並びでも強力なものが多く存在するということだろうか。
何はともあれ、これからGSルールの大会も公式非公式問わず増えていくだろうし、更に研究されるとどのような環境の変化が起こるのかは全く想像が付かない。今後またGSのルールに関する考察を上げるときは、単体でのスペックの考察よりもPT全体としての強い並びを考えていきたいと思います。
では今回の記事はここまで。